単身引越しをする方に人気のクロネコヤマトは、日通や赤帽などの、同じく単身引越しに人気のある業者に比べて、料金は安いのでしょうか?プランの違いや割引サービスなどについて調べてみました。
クロネコヤマトの料金と日通の料金を比べてみた。
まず、クロネコヤマトの引越し料金と、日通の引越し料金を比べてみました。ここでは、引越し侍や価格コムなどの口コミ投稿に寄せられた、料金の実例を参考に、それぞれの料金をまとめてみましたので是非チェックしてみてください。
【クロネコヤマトの料金】
距離 | 料金 |
30キロ | 18000円 |
50キロ | 15000円 |
15キロ | 29160円 |
150キロ | 13000円 |
15キロ | 40000円 |
10キロ | 90000円(繁忙期) |
800キロ | 34000円 |
30キロ | 50000円 |
30キロ | 40000円 |
75キロ | 45000円 |
320キロ | 67000円 |
500キロ | 30000円 |
300キロ | 48000円 |
45キロ | 45000円 |
【日通の料金】
距離 | 料金 |
300キロ | 40000円 |
650キロ | 70000円 |
100キロ | 80000円 |
80キロ | 80000円(繁忙期) |
320キロ | 17000円 |
20キロ | 40000円 |
10キロ | 50000円 |
490キロ | 30000円 |
50キロ | 50000円 |
160キロ | 27000円 |
30キロ | 48350円 |
500キロ | 50000円 |
15キロ | 25000円 |
とりあえず口コミから料金を抜粋してみました。ざっくりな印象で言うと、そこまで大きな差はないという感じですね。どちらも専用ボックスを使うので、ボックスのサイズの違いやボックス単位の料金が異なるので、同じ距離でも料金は変わってきます。
公式サイトに公開されている料金では、クロネコヤマトの最安値が11000円〜、日通の最安値は15000円〜となっています。ボックス単位の料金では、クロネコヤマトの方が安いようです。
割引サービスをいくつ使えるか?
クロネコヤマト、日通それぞれに、単身パックに利用できる割引サービスがあります。2社それぞれの割引サービスをチェックしておきましょう。いくつ割引サービスを併用できるかで、同じ荷物の量でも引越し料金は変わります。できるだけ安くするためには割引サービスもできるだけ多く利用しましょう。
【クロネコヤマトの割引サービス】
・WEB割引
クロネコヤマトの公式HP内の見積もりフォーム、もしくは携帯専用サイトからの入力で1件あたり2000円割引
・平日割引
荷物の搬出日・搬入日の両方が平日(月曜〜金曜。祝祭日除く)の場合、1件あたり2000円割引
・早期申込割引
荷物の搬出日が14日以上先の場合、1件あたり1000円割引
・複数BOX割引
単身引越サービスminiタイプ・フルサイズの利用ボックスが2ボックス以上となった場合、1ボックスあたり1000円割引
【日通の割引サービス】
・WEB割引
パソコン・スマホ・タブレットから申し込みをした場合、1件あたり2000円割引
・複数ボックス割引
2ボックス以上の利用で、1ボックスあたり1000円割引
・エリア割引
エリア・集荷日が割引に該当する場合、1ボックスあたり1000円割引
クロネコヤマトは、割引サービスが全部で4つ。日通は3つ。単純に全ての割引サービスを利用するならクロネコヤマトの方が安くなります。ただ、全ての割引サービスを利用できる人もそう多くはないと思います。
どちらにも共通している割引サービスは、WEB割引と複数ボックス割引の2つ。こちらは、割引料金も同じで、同じ条件で引越をするならどちらの業者を選んでも利用できるので、ここの2つのサービスで差は生まれないでしょう。
差が出るのは、クロネコヤマトにある「平日割引」と「早期申込割引」、日通の「エリア割引」の3つです。料金を安くするなら、平日に引越しの予約をするのは定番の節約方法なので、平日に引越をするなら、それだけでさらに2000円の割引をしてくれるクロネコヤマトの方がお得になるでしょう。さらに、急な引越しでなければ、引越しの予約を14日以上前に行うことは決して難しいことではないので、早めに予定を立てて、申し込みも早めに済ませておけば、「早期申込割引」を利用して1000円をさらに割引をしてくれます。
日通の「エリア割引」は、クロネコヤマトにはない割引サービスですが、どこに引越をするかで適用されるかどうかが決まるので、必ずしも利用できるわけではないため、あまり当てにはできないですね。
割引サービスの観点から見ると、クロネコヤマトの方が、割引サービスの数も多く、使いやすいサービスが多いので、利用できそうな割引サービスがあるならば、クロネコヤマトに依頼した方が料金はやすくなるでしょう。
ボックスのサイズもきちんと確認しよう
クロネコヤマトと日通では、専用ボックスのサイズが異なります。荷物の量によっては、クロネコヤマトのボックスだと3ボックス必要だけど、日通なら2ボックスでも積めると言う場合も出でくるかもしれません。
それぞれのボックスのサイズをきちんと把握して、できるだけボックスの数が少なくなるように調整しましょう。見積もりの際に、いくつボックスが必要かをきちんと見極める必要があるため、見積もり時には荷物をできる限り整理しておきましょう。
【クロネコヤマトのボックスサイズ】
単身引越サービス(通常サイズ)
・1ボックスに入る荷物の目安
-
-
冷蔵庫(2ドア) 、全自動洗濯機(4kg)、電子レンジ、ダンボール箱 約10箱(350mm×430mm×310mm)、ふとん袋 1袋
-
・ボックスサイズ
- 1.04m×1.04m×1.70m=1.83m³
- ・料金
- 最安値:12000円〜
単身引越サービスminiタイプ
・1ボックスに入る荷物の目安
-
ダンボール箱 約15箱(350mm×430mm×310mm)、ふとん袋 1袋、スーツケース 1個
・ボックスサイズ
1.04m×1.04m×1.30m=1.40m³
・料金
最安値:11000円〜
【日通のボックスサイズ】
単身パックS
・1ボックスに入る荷物の目安
冷蔵庫(2ドア・109リットル)、薄型テレビ(20インチ)、テレビ台(小)、電子レンジ、掃除機、カラーボックス(3段)、姿見、布団、日通ダンボールMサイズ(517mm×343mm×343mm)4個
・ボックスサイズ
108cm(横幅):74cm(奥行き):155cm(高さ)
・料金
最安値:15000円〜
単身パックL
・1ボックスに入る荷物の目安
冷蔵庫(2ドア・109リットル)、洗濯機(4キログラム)、薄型テレビ(20インチ)、テレビ台(小)、電子レンジ、掃除機、カラーボックス(3段)、衣装ケース(39cm×53cm×23cm)、姿見、布団、日通ダンボールMサイズ(517mm×343mm×343mm)5個
・ボックスサイズ
108cm(横幅):104cm(奥行き):175cm(高さ)
・料金
最安値:16000円〜
ボックスサイズは、日通の方が大きくなっています。クロネコヤマトのミニタイプは、かなり小さく、冷蔵庫や洗濯機などを同時に運ぶことはできません。日通のSサイズも洗濯機と冷蔵庫を同時に積むことはできませんが、他の荷物のことを考えると、日通の方が細かいものまで積み込むことができます。
クロネコヤマトの方が料金は安いがボックスは小さい、日通の方が料金が高いがボックスは大きい。これをきちんと把握してどちらが最適なのか、あなたの荷物の量とボックスのサイズを照らし合わせて、適切な方を選びましょう。
料金的にはクロネコヤマトの方が安いですが、荷物が多い場合は、クロネコヤマトでボックスの数を増やすよりは、ボックスのサイズが大きい日通を選びましょう。クロネコヤマトのプランや料金、口コミなどを詳しく知りたい方は、【クロネコヤマト】の引越しは格安単身!料金実例や口コミなどを是非チェックしてみてください。